9・11
2007年09月11日
今日で同時多発テロから6年。当社は2001年4月に創業したので、ようやく初めての半期が終了しようとする頃でした。ちょうど帰宅する際に、テレビでビルから煙が出ているのを、奇妙な気持ちで眺めながらオフィスを出たのをよく覚えています。家に帰ると大変なニュースになっていました。それから、留学していた時の友人の安否を心配しながら、なかなか寝付けない長い夜でした。
アメリカ型合理スタイルが万能であり最強であるという考えが、一日で崩壊した出来事でした。世界万能なスタイルなどあるわけもなく、また我々は常に危険と隣り合わせであること、そして常に危機意識を持って生きていかなければならないということを、世界中が痛感した事件でした。あの直後に起きたエンロンの粉飾事件も、アメリカ型の株価至上主義の弊害を端的に現す事件となりました。日本では前年のネットバブル崩壊を受け、2001年からは広告業界も3年連続の前年割れとなりました。
あれから6年。世界平和とは程遠い現実、そして昨今では地球温暖化の加速という、一層スケールの大きな危機が浮上しつつあります。そうした中で、企業は、商売をして利益を残しさえすればいいという単純な時代は終わり、情報セキュリティの強化、内部統制の強化、CSRの強化、Sustainable Managementの導入という、重要課題に取り組まなければなりません。私は、「企業は公器である」と信じています。公器である以上、地球という人類にとっての最大の公器に対して、どのような役割を果たすのか、どのような貢献をするのか、重要な課題だと感じています。