Asia Pacific Management Meeting

2008年03月02日

 先週は、アベニューAレイザーフィッシュのアジアパシフィック経営会議に参加するために、オーストラリアのケアンズに行ってきました。いわゆるオフサイトミーティングと呼ばれるもので、米国本社の国際部門の責任者、そして中国、オーストラリア、そして日本の拠点の幹部総勢19名が一堂に会し、昨年の経営状況、今年の予算、今後の経営戦略、そしてグローバルクライアントの共同獲得について、議論を行いました。日本からは、営業部門とコーポレート部門の責任者と私の3名で参加しました。

 各国とも業界水準を大きく上回る成長を遂げているようでした。香港のインタラクティブエージェンシーであったe-Crusadeは、2年前にアベニューAレイザーフィッシュグループ入りしてから、上海、北京とオフィスを開設し、急激に規模を拡大しています。彼らの課題と言えば、優秀な人材確保、幹部の育成といった、急拡大するオペレーションをいかにうまく回す体制整備をしていくかという点に集中していました。

 オーストラリア拠点のアムネシアは、つい先日、2年連続でオーストラリアのインタラクティブ部門のエージェンシー・オブ・ザ・イヤーを獲得した、いま乗りに乗っているエージェンシーです。総合エージェンシー部門でも、大手を抑え、総合2位だったそうです。彼らの強みは、消費者のネット行動を知り尽くしていること。ソーシャルメディア、検索エンジン、そしてオンラインゲームを巧みに使い、マスメディアを使わなくても、非常に話題性の高い効果的なキャンペーンを具現化しています。まさにWeb2.0時代のエージェンシーという感じです。

 今回の会議に参加して、強く感じたことは、ビジネスのグローバル化と、コミュニケーション手段としての英語と英語圏の考え方の広がりです。今回話題になったグローバルクライアントのいくつかは、本社機能、もしくは事業部機能の一部を中国に移転しだしているとのこと。中国を中心に、今後の成長戦略を考え、国際戦略を立案するところが増えてきているようです。そういった意味でも、この企業は米国企業、あの企業は日本企業という考え方では、クライアントの目線では話にならないということです。

 もう一つは、ネット社会の広がりが強く起因していると思いますが、英語の広がりと、それに伴う英語的カルチャーの広がりです。ソーシャルメディアの爆発的な広がりは、これまでのコミュニケーションモデルを急速に破壊しつつあります。その中核となっている企業は、googleは言うまでもなく、YouTube、Facebook、MySpaceといったアメリカ発の企業群です。こうした企業が世界規模で消費者のメディア行動を変化させています。この変化には、英語というコミュニケーションツールの役割が、多分に反映されていると思います。

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投稿者: Reo Watanabe 日時: 2008年03月02日 23:45 |パーマリンク